まずは落ち着き懐中電灯などを持ち足元に気を付けて分電盤(ブレーカーのついてい る箱)まで移動してください。落ちているブレーカーがあれば復旧してください。 大きいブレーカーもしくは小さいブレーカーが落ちていれば全体電気の使い過ぎか、該当 回路の容量オーバーが考えられます、使用量を減らし復旧させてください。
漏電ブレーカが落ちていて漏電ブレーカーの復旧ができない場合は漏電の可能性があります、一度小さいブレーカーを全部落としてから漏電ブレーカーを復旧させてください、その後小さいブレーカーを一つ一つあげてください、あげたときに漏電ブレーカーが落ちたときはその回路が漏電していると思われますので該当ブレーカーは入れずそのほかのブレーカーは全部入れて漏電ブレーカを復旧させて早めの漏電検査、改修工事を受けてください。ご不明な時はご相談ください。スマートメーターにはブレーカーが内蔵されており契約容量で遮断される仕組みになっているため、分電盤の異常がなくても停電してしまいます。電気の使い過ぎにより動作 していると考えられます。
停電した場合1分後に自動復帰しますが頻繁に動作するような時は、でしたら契約容量の見直しが必要な場合があります。注意しなければいけないのは電気の使い過ぎによる停電が4回発生した場合は自動復帰を取り止め、停電状態が継続します。ご不明な時はご相談ください。分電盤にも寿命があります。回路増設などによりブレーカーの数が足りなくなった場合、頻繁に落ちてしまうブレーカーなどある場合は性能維持のため早めの点検や交換をおすすめいたします。一般的に住宅用分電盤は13年が交換のめやすとなっています。使用環境によって交換時期は異なりますが、定期的な点検を行って安全な電気生活をおくりましょう。
分電盤交換などの時によく見かけることがあります。使い過ぎなどにより頻繁に落ちてしまうからなのでしょうが、通常の小さいブレーカーは20Aですが容量の大きい30Aに交換されている場合があります。
一般的な電気配線の許容電流の目安は20A程度なので30Aブレーカーがついていると許容電流以上の電気を流してしまいブレーカーでの電線保護ができません、火災などの原因になりますので絶対に止めてください。大型機器用専用配線を増やすなど配線の改修をおこなう事をおすすめします。
住宅用分電盤の健康診断はコチラ(PDF)をご覧ください。